チャルーン・サティを学ぶ~タイの気づきの瞑想~ ワークショップ開催

6月25日(土)BMS R-Labでチャルーン・サティを学ぶワークショップを開催します。講師は僧侶プラユキ・ナラテボー師です。
本講座では、チャルーン・サティを用いた瞑想を学び、実践してゆきます。チャルーン・サティとはタイで行われている「気づきの瞑想」です。大きく分けて、歩行瞑想(ドゥーンチョンクロムと呼ばれます)と、手動瞑想(手を動かしながらリズムをもって行う瞑想で、ヨックムー・サーンチャンワと呼ばれます)の二通りがあります。

手動瞑想の具体的な行い方は講座の中で指導がありますが、動き自体は難しいものではありません。ただ、動作を漫然と行っては意味がありません。重要なのは、手の一つひとつの動きに自覚的にしっかりと気づき(サティ)を伴わせていくことです。これが「気づきの瞑想」と称されるゆえんとなっています。また、サティを入れるときに言葉でのラベリングは行いません。言葉の介在なしにダイレクトに、ただ気づいてゆきます。

歩行瞑想では、十数歩前後の距離を通常歩いているのと同じくらいのナチュラルな速度で行ったり来たりするものと、グルグルと周りを回るものの二通りの実践方法があります。どちらのバージョンでも、歩行瞑想を行う際のポイントは、手動瞑想を行う際のポイントとまったく同様です。「いまここに心あらず」の状態になったことに気づいたら、すかさず足に気づきを向けます。足は昨日の足でもなく、明日の足でもありません。また、あちらの足でもなく、そちらの足でもありません。いまここの足であるがゆえに、足に気づきを取り戻せば、即座にいまここに立ち戻ることができるのです。

チャルーン・サティでは、開放性、すなわちオープンハートな心性を大事にします。そのため、目を開いて外の世界に心を開いたままで手足を動かして行うという、私たちの日常生活に近い形態がとられます。そしてこの瞑想は、最初から集中して手足の微細な感覚をみるといったことは行わず、まずは内的にも気づきの空間を広げてゆくことを大切にします。

したがって本講座は、手動瞑想の練習によって得られた精神の質を用いて、我々が日常で抱えている諸課題に対処することを目的としています。そして、自分の悩みや苦しみだけではなく、隣にいる人のこころにも寄り添うことができる自分としての新たな自覚を得ることも目指しています。

BMS R-Lab ホームページリンク
http://www.bodymindspiritresearchlab.com/?p=15244